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論文

「単元素バルク金属ガラス」はまぼろしだった; Zr, Tiの高温高圧下における非晶質化の検証

服部 高典; 齋藤 寛之; 内海 渉; 青木 勝敏; 金子 洋; 岡島 由佳

SPring-8利用者情報, 12(1), p.45 - 50, 2007/01

最近発見された「単元素バルク金属ガラスの高温高圧下における形成」の検証を、新しく開発した透明アンビルを用いた高温高圧角度分散X線回折システムを用いて検証した。その結果、これまで報告されていたZr, Tiの高温高圧下における非晶質化の形成は、高温下で急激に粒成長した結晶の誤認であり、単元素におけるバルク金属ガラスは存在しないことを明らかにした。また、このようにおこった急激な粒成長は、Zr, Ti高温相における異常な格子振動に起因することを突き止めた。

論文

高圧下における窒化ガリウムの一致溶融; 単結晶窒化ガリウム育成の新手法

内海 渉; 齋藤 寛之; 青木 勝敏; 金子 洋*

SPring-8利用者情報, 9(1), p.42 - 45, 2004/01

スプリングエイト原研ビームラインBL14B1設置の高温高圧装置を用いて、窒化ガリウムの高温高圧下での分解並びに融解挙動をその場X線回折実験により明らかにした。窒化ガリウムは、5.5GPa以下の圧力では、その窒素とガリウムに分解してしまうが、6GPa以上の高圧をかけると、窒化ガリウムとして一致溶融することが見いだされた。この事実は、高圧下で、その融液を徐冷することによる、窒化ガリウム単結晶の新しい育成手法につながるものである。

論文

ベンダーによる偏向電磁石ビームラインのサジタル集光

米田 安宏; 松本 徳真; 古川 行人*; 石川 哲也*

SPring-8利用者情報, 8(6), p.397 - 400, 2003/11

SPring-8偏向電磁石ビームラインにおいて、ベンダーによるサジタル(水平方向)集光はビーム強度とビームレゾリューションのどちらの面でも最良の集光光学系である。BL14B1では他のビームラインに先駆けて、いち早くこの集光光学系を採用し、実験を行ってきた。特にBL14B1では2003年3月より、ベンダー用の弯曲結晶を新しいデザインに変更し、サブミリ集光を実現した。BL14B1では、種々の実験が行われるため、広範囲のエネルギーバンドに対応したベンダーが必要であるが、分光器に備わっている回転傾斜機構によって、5keVから150keVまでの集光が可能である。この新しい弯曲結晶は、他の偏向電磁石ビームライン(BL19B2, BL26B1)でも採用予定であり、既にインストールされているビームライン(BL02B1, BL12B2, BL14B1)を合わせると、ベンドシリンドリカルミラーと並ぶ、SPring-8で最もポピュラーなサジタル集光光学系の一つとなる。

論文

不老不死の自動車排ガス浄化触媒; インテリジェント触媒

西畑 保雄; 田中 裕久*

SPring-8利用者情報, 7(6), p.359 - 363, 2002/11

自動車排ガス中に含まれる窒素酸化物,一酸化炭素,未燃焼燃料などの有毒ガスを浄化するために触媒変換器が広く用いられている。しかしながら実際は、使用中における貴金属粒子の成長が起こるために活性が劣化する。劣化しない触媒は自動車工業における賢者の石である。古代インド哲学と薬学の知恵(アーユルヴェーダ)を参考にし、新しい自己再生するペロブスカイト構造の触媒を開発した。LaFe$$^{0.57}$$Co$$^{0.38}$$Pd$$^{0.05}$$O$$^{3}$$は最新式のガソリンエンジンからの排ガスの酸化還元雰囲気の自然な変動と直接相互作用することにより、特別な操作を行うことなしに、自己再生を行う。ペロブスカイト結晶の内外をパラジウムが行き来することにより、パラジウムの粒成長を抑制することができる。そのような自己再生現象により、インテリジェント触媒という、将来の自動車触媒の開発に新しい概念を提唱する。

論文

量子構造物性ビームラインBL22XU建設計画の概要

小西 啓之; 塩飽 秀啓; 稲見 俊哉; 片山 芳則; 綿貫 徹

SPring-8利用者情報, 6(3), p.198 - 201, 2001/05

平成11年度補正予算によって建設が認められたSPring-8における4本目の原研ビームラインBL22XU(量子構造物性ビームライン)の概要について報告する。アクチノイド系の特に共鳴磁気散乱実験・磁気吸収実験に主眼を置くため、ビームラインは非密封放射性試料が利用可能なRI棟内に導入し、また3keV付近の比較的低エネルギーなX線も使用可能とする。一方で蓄積リング棟実験ホールにも極限環境実験用の設備を整備し、70keV程度までの高エネルギーX線を利用する。これらのために光源は磁石周期長38mmの真空封止型アンジュレータとし、二結晶分光器は低エネルギー用と高エネルギー用の2台をタンデム配置のうえ、切り替えて用いることとした。集光系についても低エネルギーは全反射ミラー、高エネルギーではベリリウムレンズ等を用いる。低エネルギーX線利用のためにベリリウム窓はすべて可動式とするなどの対策をとっている。

論文

X線・中性子線を利用した高温高圧下での結晶科学に関する国際ワークショップ

内海 渉

SPring-8利用者情報, 6(1), p.59 - 61, 2001/01

2000年9月30日から10月3日まで、原研他の共催でSPring-8において開催された、表記の国際ワークショップの報告。73名の参加(うち海外から38名)で、口頭発表25件,ポスター発表43件が行われた。

論文

表面X線回折法による固液界面の研究

高橋 正光

SPring-8利用者情報, 5(5), p.344 - 347, 2000/09

Au(111)及びAu(001)基板上に電気化学的に成長させたPd単原子膜の構造を表面X線回折法で調べた。Au(111)及びAu(001)電極上では、Pdは基板の構造を受け継いだ平坦な単原子膜を形成することが見いだされた。電気化学的条件下でのこのような成長様式は、Pdが析出する電位では、金基板の表面再構成構造が消滅し、理想表面になっているためと考えられる。

論文

原研X線ビームライン(BL14B1,BL11XU)の現状

小西 啓之; 塩飽 秀啓; 米田 安宏; 三井 隆也; 西畑 保雄

SPring-8利用者情報, 4(5), p.4 - 8, 1999/09

SPring-8にある原研ビームラインのうち、BL14B1及びBL11XUの現状について報告する。1998年3月に本格的な利用運転を開始したBL14B1(材料科学用ビームライン)については、分光結晶の水冷却の際に生じる振動を軽減するための対策と、新型間接冷却用分光結晶の性能試験について報告する。また1996年に建設を開始したBL11XU(材料科学用ビームライン)については、1998年のコミッショニングを経て1992年の核共鳴散乱装置立ち上げに至るまでの経過について述べる。

論文

高温構造物性BL04B1実験ステーションの現状

舟越 賢一*; 内海 渉

SPring-8利用者情報, 4(2), p.26 - 29, 1999/03

SPring-8共用ビームラインとして建設された高温構造物性ビームラインBL04B1実験ステーションの現状報告。2つの実験ステーション内の高圧実験装置の改良点,現状におけるパフォーマンスなどをまとめる。

論文

高温構造物性BL04B1実験ステーションの現状

内海 渉; 舟越 賢一*

SPring-8利用者情報, 2(5), p.24 - 27, 1997/09

SPring-8共用ビームラインとして建設された高温構造物性ビームラインBL04B1実験ステーションの現状報告。2つの実験ステーションがタンデムに設けられており、上流側では、最大荷重1500トンをかけられる固体圧縮大型高圧プレスが、下流側には、ヘリウムガスを媒体とするガス圧装置が設置されている。それぞれ、エネルギー分散法による回折実験が可能である。

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